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急性胃腸炎

感染性の嘔吐下痢症が流行しています。

冬の胃腸炎の原因は、
ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルスが
代表的です。
マスコミではノロウイルスばかりが取り上げられますが、
こどもの胃腸炎、また、
こどもから大人にうつる胃腸炎として、
ロタ、アデノも症状、感染力ともに大差はありません。
違いがあるとすれば、
ロタウイルスは便が白っぽくなり、
特徴的な酸臭があります。
アデノウイルスは他のウイルスに比べ、
熱が長く続く特徴があります。

診療していると、「ノロですか!?」とよく聞かれますが、
感染力を心配しなければいけないのはノロだけではありません。
ノロ、ロタ、アデノともに
治療も注意点も同じです。

胃腸炎の治療で一番重要なのは食事療法です。
薬は補助と思ってください。
無理に食べさせることは毒です。
胃腸の粘膜が炎症を起こし、
消化吸収ができなくなっているわけですから、
いくら薬を飲んでも
いつもと同じように飲んだり食べたりしていては
嘔吐や下痢は治りません。

まず吐いたら、
すぐに水分を摂ったり、
食べさせたりするのはやめましょう。
おなかを休めることも大切です。

「飲ませなかったら脱水になりませんか?」
とよく聞かれますが、
一口飲んでも吐く場合は
飲んだ以上に繰り返し吐くので、
数時間飲まないで吐かないより脱水が進みます。

数時間おなかを休めたら、
イオン水等を一口ずつゆっくり飲ませましょう。
その後は吐かなかったら徐々に増やしていきます。

水分だけでも吐く、吐かないまでも飲んだら気持ち悪い。
そんな症状があるときは食事は無理です。
吐いておなかが空っぽの時は食べたがるかもしれませんが、
我慢させましょう。

通常は嘔吐は大体1日なので、
多めの水分を摂っても吐かなくなったら
消化のよいものから
少しずつ様子を見ながら食べさせます。
それまでの症状の強さにもよりますが
初めはできるだけドロドロのものからです。

ここで大切なのは、
食欲がなかったら食べさせない!
下痢をしていたら、
便の硬さ以上のものは食べさせない!です。

基本的には嘔吐や続く下痢は受診の適応です。
ただし夜間の発症の場合は、
飲ませないようにしても続けて吐いたり、
ぐったりしている様子がなければ
上記の方法で様子を見て、
翌日は早めに受診してください。
吐き気止めの座薬がお手持ちにあれば
使ってもかまいません。

胃腸炎は
こどもの「飲みたい!食べたい!」との戦いです。

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